革について

革について

古くから人々の生活に馴染のある「革」。それはおよそ200万年前の旧石器時代にまで遡ります。狩猟で得た動物の肉を食し、骨などは加工し道具として使い、皮は衣類や繊維、生活に必要な色々な物に加工して使っていました。遺跡からは皮革にまつわる様々な道具が見つかっており、当時は衣服など様々な日用品へと人々の暮らしに大きく関わっていたのです。人は古くより’皮’の鞣し加工技術を発展させ’革’を生み出してきたのです。

こうして古来より続く’革’本来への愛着や使い続けることで変化するエイジングの表情を楽しむ満悦感、また使っていくうちに自分の体に馴染み現代まで愛され続けています。

‘革’は動物の種類、年齢、性別、大きさ、部位、鞣し、仕上げ、加工等、様々な用途によって分類されており、それぞれの性質や特徴も異なります。素材の違いを理解し、自分だけの革を私たちと共に見つけていきませんか?

仕上げ・加工

仕上げ

皮革の仕上げ方法は塗膜の透明度、使用する仕上げ剤、機械的処理、外観、効果により次のように分類されます。

革の各種加工

仕上げによる分類

革は、原材料、鞣し、仕上げ、用途などによって分類され、それぞれ複雑に入り組んだ用い入られ方をするので、ここでは代表的なものについて、革の製造方法と仕上がり状態に、用途を組み合わせて説明します。

  1. 銀付き革
  2. 銀磨り仕上げ革
  3. ガラス張り革
  4. 型押し革
  5. 床革
  6. シュリンク革

皮革用語・その他