革について
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撥水加工
水が、水滴としてはじかれるような、革表面加工処理です。加工剤としてはワックス、シリコン化合物、フッ素化合物等が使用され、主に仕上げ塗装に組み込む方法が採用されますが、ドラムを利用して浴中で処理する方法もあり、多くの場合熱処理で効果が増強します。
撥水性:革が水をはじいて表面への濡れや内部への浸透に抵抗する性質。繊維表面が疎水化され水の付着率が減少していることに起因する。通常の仕上げの革は撥水性が弱いが、特殊な撥水仕上げや撥水加工により此の性質が付与される。
参考文献
- 総合皮革化学
- 発行者:日本皮革技術協会
- 基礎皮革化学
- 発行者:日本皮革技術協会